2016年よりJAFが実施している横断歩道調査について長野県だけ一時停止率が非常に高いので2016年からの推移と記事をまとめてみました。
推移
年 | 全国平均 | 長野 | 2位 | 3位 | 45位 | 46位 | 47位 |
2016年 | 7.6% | 48.3% | – | – | – | – | – |
2016年(再) | – | 41.0% | – | – | – | – | – |
2017年 | 8.5% | 64.2% | – | – | – | – | – |
2018年 | 8.6% | 58.6% | 39.1%(静岡) | 26.9%(石川) | 1.4%(三重) | 1.4%(和歌山) | 0.9%(栃木) |
2019年 | 17.1% | 68.6% | 52.8%(静岡) | 43.2%(兵庫) | 5.0%(京都) | 4.4%(青森) | 3.4%(三重) |
2020年 | 21.3% | 72.4% | 57.1%(兵庫) | 54.1%(静岡) | 7.1%(岡山) | 6.6%(東京) | 5.7%(宮城) |
2021年 | 30.6% | 85.2% | 63.8%(静岡) | 51.9%(山梨) | 14.0%(青森) | 12.1%(東京) | 10.3%(岡山) |
2022年 | 39.8% | 82.9% | 64.7%(兵庫) | 64.6%(山梨) | 23.5%(京都) | 22.5%(和歌山) | 20.9%(沖縄) |


2016年
2016年8月15日(月)~9月1日(木)にJAFが各都道府県2箇所ずつ、全国合計94箇所で信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両10,026台を対象に行いました。2016年については各都道府県の具体的な数値は公表されませんでしたが、全国平均で7.6%でした。その中でも長野市について全国で最も高い48.3%の一時停止率となったため、確認のため6カ所を追加調査したところ、それでも41.0%という一時停止率でした。
出典:JAF「9割以上のクルマが止まらない!歩行者がわたろうとしている「信号機のない横断歩道」〜歩行者優先についての自動車運転実態調査を実施しました。〜」、JAF「一時停止率が最も高いのは長野!?「信号機のない横断歩道」での一時停止率は41%〜ドライバー、歩行者間でコミュニケーションを〜」
2017年
2017年8月15日(火)~9月14日(木)にJAFが各都道府県2箇所ずつ、全国合計94箇所で信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象(10,251台)に行いました。2017年についても各都道府県の具体的な数値は公表されませんでしたが、全国平均で8.5%でした。長野県については今回は2カ所の調査でしたが、全国で最も高い64.2%の一時停止率となりました。
出典:JAF「信号機のない横断歩道」でクルマは依然として止まらない 一時停止率は8.5% ~前年と比較して0.9%の増加~」
2018年
2018年8月15日(水)~9月14日(金)にJAFが各都道府県2箇所ずつ、全国合計94箇所で信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象(11,019台)に行いました。2018年からは各都道府県の数値が公表されるようになりました。全国平均は8.6%でした。長野県については全国で最も高い58.6%の一時停止率となりました。(次いで静岡39.1%、石川26.9%)
出典:JAF「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2018年調査結果)」
2019年
2019年8月15日(木)~8月29日(木)にJAFが各都道府県2箇所ずつ、全国合計94箇所で信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象(9,730台)に行いました。全国平均は17.1%でした。長野県については全国で最も高い68.6%の一時停止率となりました。(次いで静岡52.8%、兵庫43.2%)
出典:JAF「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2019年調査結果)」
2020年
2020年8月12日(水)~8月26日(水)にJAFが各都道府県2箇所ずつ、全国合計94箇所で信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象(9,434台)に行いました。全国平均は21.3%でした。長野県については全国で最も高い72.4%の一時停止率となりました。(次いで兵庫57.1%、静岡54.1%)
出典:「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2020年調査結果)」
2021年
2021年8月12日(水)~8月30日(月)にJAFが各都道府県2箇所ずつ、全国合計94箇所で信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象(8,281台)に行いました。全国平均は30.6%でした。長野県については全国で最も高い85.2%の一時停止率となりました。(次いで静岡63.8%、山梨51.9%)
出典:「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2021年調査結果)」
2022年
2022年8月10日(水)~8月31日(水)にJAFが各都道府県2箇所ずつ、全国合計94箇所で信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象(7,504台)に行いました。全国平均は39.8%でした。長野県については全国で最も高い82.9%の一時停止率となりました。(次いで兵庫64.7%、山梨64.6%)